現代抽象画が好き

 さわやかなグリーンとイエロー。
グリーンは今季最後、滑り込みで仕入れられたキウイよ。
イエローは、もう言わずもがな、グレープフルーツね。
グリーンとイエローの比率は2対1にしてるから、ベースになるのはキウイよ。

ミックスジャムを作る過程で、必ず見られるこの光景が大好きよ。
まったく、毎回飽きることなく、感嘆するわ。

抽象画家、マーク・ロスコの絵を毎回思うんだわ。
ロスコの絵が見られる、オフィシャルなサイトを発見したから、気になる方はコチラの美しさもご体験アレ!
絵の下にある< >←こんな赤い三角をクリックすると、次から次へ絵を見られるからね。

出来上がったジャムは、ベースはキウイなのだけど、グレープフルーツってやっぱり強いインパクトなんだわ。ほろ苦でさっぱりしてて、エバジャムとしては最も男前なミックスジャムにランキングするわよ。

瓶の中の色合いは、イエローはグリーンにほとんど食われてしまってトーンダウンのグリーンになってるわね。


あれ!今、気付いたのだけど、キウイ、キウイと略してよんでいるキウイって、本名がキウイフルーツだったわね。グレープフルーツも「フルーツ」ってついてるじゃない。
なんだかねえ、日本名がなかったからか、今ひとつ格好わるいから、◯◯フルーツってのが新しいよね!と、とってつけたような名前って気がしません?

だって、キウイの原種が日本にはあるんだけど、そいつの名前って「サルナシ」(http://ja.wikipedia.org/wiki/サルナシ)ですもの。
「サルナシ」だなんて、ちょっと間が抜けてて、そこがかわいいんだわ。
ずいぶん前の話しだけど、そのサルナシを探して奥多摩のナントカって言う山を歩いたのよ。高〜い木の枝に絡まるツタの先に見つけた、小さな「サルナシ」の実はほんのひと粒かふた粒。
やっぱりあの日も、山でキャンプの出来るギリギリの11月だったはず。ね、栽培種のキウイの収穫時(11月頃なのよ)と違えないわ。

「サルナシ」は山に住むサルやクマのエサになるらしいのだけど、サルさながらにワタシ達はぴょんぴょんツタに飛びついたり、幹にへばりついて、行けるぎりぎりまで登っていったりしながら、ほんのひと粒かふた粒のためにがんばったの。
無事に採れたその小さな実の、そりゃあかわいかったこと!
大事に分け合って、その場で食べた「サルナシ」のお味は、まさにキウイだった!かどうかは、もう覚えてないのだけどね。
今ではカレー屋の主人におさまってるらしいその友人とは、もうしばらく会ってないけど、季節になると必ず思い出す、キウイにまつわるエピソードだわ。

キウイジャムはもう少しだけ、とってあるの。
去年はやらなかったかも知れないんだけど、イチゴジャムにミックスするためによ!甘酸っぱいイチゴにキウイを加えたのが、好きなんだもの。

あら、グレープフルーツの続きを書いてるはずだったのに、いつのまにかキウイエピソードに変わってたわ。
グレープフルーツグレープフルーツ×キウイイチゴ×キウイと、なんだか尻取りみたいだわねえ。
ええっ、尻取りジャムだなんて。





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プロフィール

 
宇佐美エバ亜希子
うさみエバあきこ
ジャム職人
埼玉県上尾市出身
季節を追った国産果物や野菜のジャムを作ります。 エバジャムを召し上がれ!

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