エバジャム工房の1周年

みなさま、お久しぶりでございます!
お元気でお過ごしでしたでしょうか!?
今夏の暑さは物凄いですねえ!

そんな暑さの盛り、8月3日にエバジャム工房は無事に(?)1周年をむかえることが出来ました♡
この1年間はあっという間だったわ〜。
1年のあいだに何があったかしら〜?
ハテ?ホントに何があったかしら…。
イヤだわ〜、文字通りなにがなんだかわかんないうちに過ぎて行ったわ。
それでも反省することは、とにかく体調を崩してばかりだったことですよ。
トシもあるんでしょうけど、こんなに自分の体が弱かったとは!
悔しいったらないわ。
何度か週末の販売を休みましたもの。

それでも、週にたった2日しか開かない(それすらもたまに休む)というふざけた営業ペースの開店日を楽しみにしてださるお客さんが少なからずいらっしゃるんだから、ありがたいものです。

そこでそろそろ1周年だと気付いた6月上旬に思い立ったのが、お客さんへの1周年記念プレゼントよ。
何にしようかしら〜、ってまず考えるのが楽しいわ。

記念品に考えたのは大振りのハンカチ=バンダナです。
なんでバンダナだったかっていうと、たんに自分が欲しかったからよ。
作業中に髪をとめておく三角巾やヘアバンドに使いたかったの。
「お客さんのために♡」とは言いながら、あくまで自分が欲しいものだったりして。



made in japanて入ってます。



それではそれじゃそのバンダナをどうやって作りましょう!?
ここが問題です。

バンダナは、100枚は必要ね。なんとなくだけど100枚。
キリがいいでしょ、100枚って。
そのバンダナにエバジャムのロゴマークとなにか果物モチーフを組み合せたデザインをシルクプリントしたら、かわいいわ〜。
この時点でだいたいのデザインは浮かんでるの。
楽しい時間よ。
ポヤ〜ン…。
あんなモノが欲しい、こんなモノを作ったら楽しそう…なあんて妄想はいつでもしているものだけど、今回ばかりは妄想で終わらせたくないわ〜。

さあ、思いつくままにオリジナルのバンダナをどう作りたいか考えて。
まず思いついたのは端切れを使うこと。100枚分のバンダナを集めた端切れで作るの。
どこかに眠っている端切れをかき集めて使うの。そしたら1枚1枚が違った表情に出来上がって面白そうよ。
素材はやっぱりコットン100パーセントが良いわよね。
生地は日本製のものを使いたいわ。
その端切れをバンダナ大に縫製してもうらう、でしょ。
そんで考えたデザインをそのバンダナにプリントすれば、ハイ!出来上がり〜。






ってな、妄想ですわ。
楽しい妄想よ。
ポヤ〜ン…。
では、その妄想を実現して行きましょう!

インターネットで”オリジナルバンダナ”って検索すれば、希望枚数で、用意された生地に数種のデザインをプリントしてくれるバンダナサイトがつぎつぎとあらわれたわ。
う〜ん、とってもクイックでとっても便利ね。
だけど、なんだか違〜う。
便利だけどワタシにはなんだかフィットしない〜。

ということで、小さな脳みそで自分なりのやり方を考えてみたわ。
最初の考えはね、縫製は、東京近郊の縫製工場を探してその縫製工場にねむる100枚分の端切れでバンダナに仕立ててもらったら良いんじゃな〜い、てなもの。
そんでプリントは手刷りのシルクプリントで、思いついたデザインの版を作ってもらって、刷ってもらったら良いわ〜。とね。

しかしながら、縫製工場なんてツテはないわけです。
ネット検索でしか探していないけれど、バンダナやハンカチのようなものを縫製してくれそうな工場はまず見つからないもので、あったとしても島根だったか鳥取だったかのハンカチ工場で、まず100枚なんて量はやってくれなさそうよ。少ないの。
たとえやってくれたとしても、島根だか鳥取じゃ三鷹から遠すぎて不安よう。
ないのよう〜、話しを聞いてくれそうな縫製工場なんて日本になさそうなのよ〜。
土台になるバンダナが出来なきゃ話しが始まんないわ〜。

知人、友人に相談してみても縫製工場とのツテは見つからず、しばし焦る数日をすごしつつも”東京、縫製”でネット検索し続けて、やっとここに電話してみようかしらという気になったのがとあるボタンホール工房だったわ。
いま思うとなぜボタンホール工房に連絡をとってみようと思ったのか分からないけど、きっとパソコン画面上からなにかオーラのようなものを放っていたんだとしか考えられないわ。

なんでそう思うかっていうと、電話して、まず自己紹介からこれから自分がしたいと思うことをごちゃごちゃと説明し終えると、その国分寺のボタンホール工房の女社長は
「ウチとは関係ない仕事だけど(ボタンホール専門工房だから当たり前ね)、少ないロットで縫製できそうな方に知合いはいくらでもいるから探してみるわね。マージンなんかいらないから大丈夫よ」
と、小気味よく言って下さるの。
「それじゃ、ウチのアドレスをアナタにファックスするから折り返しアナタの情報を縫製をお願いする方に伝えられるようファックスしてちょうだいね」と、またキリキリッとワタシに指示なさって電話を切ったの。
うわ〜〜〜ん♡
もう、運命としか思われない。
神様だか仏様だか八百万の神だかがボタンのマダムをワタシにお与えになった!

突然に好転してルンルン舞い上がっているワタシにさっきの電話から5分も経たないうちにマダムからファックスが届いたわ。
は、早い!女社長、仕事(ホントは仕事じゃない)が早い!
仕事の早いマダムを見習って必死にエバジャムのことや所在地を書いたファックスを返信して待つこと、数日。

数日後、マダムから1人の縫製さんを紹介していただいたの。
「とっても感じのいい方だから直接電話をかけて交渉してご覧なさい」
とおっしゃるマダムはさらに
「もしこの方から断られてもまだ三鷹近辺に知った方がいらっしゃるから、また連絡しなさい,紹介してあげるから」
って、なんとワタシの不安を見透かすようにそんなことまで言って下さったわ。
マダムの歯切れの良さに、ワタシは大船に乗った気分だったわ。

ところが結局1人目の方には断られているの。
うろたえたわ〜。紹介くださった時点で決まったつもりだもの。
それでもボタンのマダムの「決まらなかったらまた電話しなさい」の言葉に甘えて、すぐにSOSの電話を入れさせてもらったわ。
電話口のマダムは
「あら〜、私がお話ししたときと話しが違うわね、引受けてくれそうだったのに〜。あら〜、困ったわ〜!」
と多少の困惑を見せながらも
「まあ、ちょっと待っていなさいな」
と、また安心の歯切れの良さで電話を切られたわ。

なあんてやり取りがあったんです、1週間くらいのあいだだったかしら。
結局は2人目に紹介いただいた国分寺在住の女性に、ボタンのマダムいわく「なんでも出来る方よ〜!」という女性に、100枚のバンダナ縫製は託されたの、ついに。

ボタンのマダムの登場はここまでです。
最後にマダムは
「(ボタンホールの)工房にアナタのことを知ってる方がいたのよ〜。それならがんばらなくっちゃと思ったのよ〜。ジャム作り、がんばってね〜。今度買いにうかがうわ〜!」
と、ご自分の仕事(仕事じゃないけど)を終えられた安堵の気持ちからかほがらかにおっしゃって電話を切られたわ。

どこの馬の骨ともわからない人間の電話から、なんの得もないのに世話を焼いてくださるなんて方がいるのよねえ。

さて、これからは縫製さんとのやり取りです。
です。が、フル〜ツデイズにしてはちょっと長くなりました。
息が切れてきちゃったので、今日はこのへんで許して下さいませ。
次の金曜日には縫製さんが登場よ!








プロフィール

 
宇佐美エバ亜希子
うさみエバあきこ
ジャム職人
埼玉県上尾市出身
季節を追った国産果物や野菜のジャムを作ります。 エバジャムを召し上がれ!

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