新工房計画:強力助っ人登場!の巻

新工房に通い始めてから1週間後に2人の妖精がやってきたの。
あ、いえ、大工(男)さんなんだけどね。

44歳のアユム君と71歳(!)のイトウさんは主に店舗物件を一緒に請負う年の差ユニットなの。
この2人とのお付き合いは2011年の始めあたりから、物件を見つけては見積もりをとってもらっうってのを繰り返してたの。ようやっと工事に入ってもらうことになったのは三度目の正直てとこだわ。

ワタシってね、ヘンな物件を見つける天才じゃないかって思ってるんだけど、その2011年の頭から2012年の春まで、1年間ちょっとで3軒もヘンテコな物件を発見したわ。
それで一番素直な物件だった3軒目にいま落ち着いてるんだけど、その3軒目でも中華料理屋さんの居抜きってアクの強さだもん、他の2軒がどんだけのものだったか!説明するのは面倒だからしないけど、イトウさんとアユム君には3軒を全〜部みせて、毎回見積とってもらっているのよ。
「お金はないんですう〜。」って言うシケタ客のワタシが連れてくあやしい物件の見積もりをとらされても2人から文句は言われなかったわ。ただ、やっかいな物件だねえ〜とは言われたけどね。

話しは逸れるけど、みなさん知ってます?水道屋さんを呼ぶのに、呼ぶだけでお金がかかるの。
今の物件のトイレの調子が悪いもんだから水道屋さんに見てもらおうとしたら、ネットで検索しても個人の水道屋さんなんて出てこないのね。電気屋さんは出てくるんだけど、水道屋さんは大きい会社のしか出てこないの。
それでもとりあえず問題のトイレを見てもらわなくちゃって電話してみると、見てもらうだけで3500〜7000円かかるって、何軒かに言われたの。
知らなかったから、び〜っくりよ。出張&点検費がかかるんですね。
まあねえ、足を運んでもらうんだから足代はかかるかも知れないものねえ。そういうことですか。

その水道修理のことを考えると3軒の物件をただ見積もってくれたイトウさん&アユム君ユニットのありがたさよ!かろうじて3軒のうち1軒はお仕事になったわけだけども。
水道修理の料金システムと妖精ユニットの料金システムはどっちが正しいかわかんないけど、ワタシは妖精ユニットのシステムのが好きよ。
2人の生活はギリギリセーフみたいな感じだけど。ワタシなんかをお客にしてるからね。トホホ…。

あ、水道修理は、結局友人の友人が水道屋さんだったのを思い出して来てもらったからよく分かんない出張費はなしで。友だち(その友だちまで)の存在はありがたいものですよね。

さて、どうやって実際に工事を始めてったかっていうと、ワタシ達の場合、ワタシが手を入れたい部分を羅列してってそれに対して見積もってもらったのね。
それで、予算からはみ出したことは削るの。自分で出来そうなとこは自分でやるってことにして。
たとえばね、ペンキ塗り。
塗り替えたいとこを全部塗ってもらってたら、なんと予算の半分は飛んじゃってたわ。
だから半分は自力で塗ることにしたの。
屋内のきちんと使いたい場所の塗装はイトウさんたちに、外装の塗装は自分でってことにしたの。
自分でなんて言ってるけど、ペンキも刷毛も脚立もペンキよけのブルーシートも塗装に必要なものはすべて用意してもらって借りてるから(ほぼ実費のみで)ワタシは体を動かせばいいだけなのよね。
何かする時に大変なのが道具を集めることなんですけどね。
それからノウハウもないと大変よね。
ペンキ塗りのノウハウも一から教わったんです、ハイ。



色をつくるイトウさん。シンボルカラーはイエロー!


ペンキ塗りはキャップを斜めにオシャレなイトウさん。





イトウさんたちにとってどうだったのかしら、今回のお仕事。
1週間のお付合いだったのだけど、普段の現場より疲れたんじゃないかしら〜。
質問したり相談したり、お昼まで後にくっついてみんなで一緒に食べたわね。工房の外に椅子出してね。



休憩中。



イトウさんには疲れてカリカリしてると「ま〜ま〜、休憩でもして下さいよ。」なあんて言われることもあったわあ。あれはちょうど午後の休憩をとる3時だったわね。

イトウさんは完全にアユム君の上司のはずなのにほとんど敬語で会話してたわ。テキトーなことをペラリと言うんだけどそれも敬語なの。
ワタシに対しても「良いじゃないですか〜。」って調子で。
ひきかえ、アユム君はイトウさんの苦手な電気系統の質問に「いい加減に覚えて!」とビシビシ指摘するのよね。だけど別にそれで場はピリピリしないの。「覚える気ないでしょ!」なんてことも言うわ。
聞いてるこっちはびっくりすることもあるんだけど素直に意見を言い合える仲みたい。この年の差ユニットは。

1日だけアユム君がいない日があって、その日はイトウさんは午後の休憩をとらなかったわ。
「今日は3時の休憩とらないんですね〜。」って聞くと「なんだか落ち着かなくて、とらない方が良いんですよ。」って動いていたわ。

後日アユム君にそのことを「アユム君がいなきゃイトウさんポクッと逝っちゃうんじゃないあい〜。」って話しちゃった。
「ポックリなら良いんだけどねえ〜。」ってアユム君。

イトウさんは実はいまの家を立ち退かなきゃいけなくて、この現場と並行に自分の家の片付けもしなくちゃなんないの。
イトウさんの家は内装業なだけに工具や材料や趣味の古道具であふれてるらしくて、「ホントは仕事どころじゃないんですよ〜。」なんてワタシには言うんだけど、全然あせりは見えないわよ。
そんな様子を見かねたアユム君がね、イトウさんがいない時に仲間に連絡とってたの。引っ越しを手伝ってもらえるように集合をかけてたのよ。その口調がね、もうしょうーがねーからさーて調子でね、面白かったわ。
アユム君の口調から、お手伝いにはちゃんとお給料を出すような感じがあったわ。もちろんそれはイトウさんのお財布からのようだったわね。

楽しかったわ〜、年の差ユニットとの1週間。
「月曜には終えるから。」って5日目に宣告されたときは「えーーーっ!」って崖から突き落とされる気分だったわ。突然の親離れみたいな感覚かしら。
「ヤダヤダ!不安〜〜〜!」って言ってみたけど「お金払ってくれたらいつまでもいるよ。」ですって。そうだろうけど。

なあんて過去形にしてるけど、まだハシゴも脚立も刷毛も借りたまま使わせてもらってるし、何かあれば質問の電話を2日に1度は入れて答えてもらってるし、今日も用事があって寄ってもらってるし、ワタシ、なかなか離れるつもりないわよ。



ブルーシートもハシゴも借り物。



まだ続く…。
 

コメント
近所に住んでいて気になったので検索しましたらたどり着きました.開店しましたら是非伺いたいと思います.いろいろと手作り感たっぷりですばらしいです!
  • なまちゃん
  • 2012/05/24 4:58 PM
ご近所ですか!?販売が可能になった時にはぜひ立寄って下さいませ〜。引き続き新工房計画をチェックして下さい!
  • エバ
  • 2012/06/04 12:13 AM
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プロフィール

 
宇佐美エバ亜希子
うさみエバあきこ
ジャム職人
埼玉県上尾市出身
季節を追った国産果物や野菜のジャムを作ります。 エバジャムを召し上がれ!

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